
こんにちは藤原のパクチーです。
レポートが書けない…。
会社の会議で行き詰まった…。
SNSで発信するネタがない…。
何も思いつかなくて困っているあなたにおすすめの【アイデア発想法】をご紹介します!
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以前、こちら↓の記事でアイデアを生み出す方法をご紹介しました。

その方法とは、思いついたことや調べてわかったことを、とにかくカードに書いてひたすら貯めまくるというものでした。
今回はこの発想法の具体的なやり方と、どんな効果があるのかを解説していきたいと思います。
また、実際に私もやってみたので、その結果わかったことなどにも触れていきたいと思います。
アイデアが浮かばない時はひたすらカードに書いてみる

(フリー素材です)
前の記事で、「アイデアはすでにあるものの中から新しい組み合わせを見つけることでしか生まれない」ということを説明しました。
この発想法では「新しい組み合わせができやすい状況」を意図的に作り出します。
手順は次の通りです。
こちらは前の記事で解説しているので、詳しいことは割愛します。
ここでは「頭に浮かんだことをひたすらカードに書いて、組み合わせを考える方法なんだな」ということを理解していただければ大丈夫です!
必要なものと具体的なやり方
■必要なもの
必要なものはカードとペンだけです。
カードは自分で作ってもいいのですが、面倒くさいので、製品化されたものを使うのがオススメです。

B6サイズのカードが100枚入っている「京大式カード」という製品があります。

文庫本より一回り大きいくらいのサイズなので、持ち運びやすいと思います。
ただ、この紙をそのまま持ち歩くのは大変なので、私は専用のケースに入れています。
こんな感じのやつです。


カードとケースはググったらたくさん出てくるので、自分に合うものを選んでみてください。
■やり方
わざわざ説明するほどのことでもないのですが、この紙になんでもいいので、頭に思い浮かんだこととか、調べてわかったこととかを書きます。
ポイントは二つ。
・一枚につき一つのトピックを書くこと。
・何度も見返すこと。
です。
常に持ち歩き、どんなに些細なことでもいいので、書きとめる習慣をつけましょう。
本当にアイデアが浮かぶようになるのか

(フリー素材です)
私が一週間ほど実践してみた結果をまとめてみました。
・頭が整理される
・アイデアが出しやすくなる
・いろんなことに関心がもてる
・頭が整理される
まだ日が浅いので、全ての効果を実感できているわけではないですが、何となく頭が整理されたような気がします。
思いついたことをなんでも書き留めておくことができるので、いちいち覚えておかなくていいんですよね。
外付けのハードディスクに何でもかんでもぽいぽい放り投げて保存しちゃう感じです。
こうすると、頭のスペースに余裕ができて、いろいろなことがやりやすくなります。
何かをつくろうと思った時、狭いスペースよりは広いスペースの方がやりやすいですよね。
それと同じで頭に広いスペースがあると、いろいろなことを伸びやかに考えられる気がします。
・アイデアが出しやすくなる
自分の関心のある小ネタが勝手にたまっていくので、そのカードの中からアイデアを考えることができます。
例えるなら、以前は台所に何の「材料」もなくて困っているような感じでした。
今は台所にいくつかの「材料」があって、その中で何を作ろうか迷っているような感じです。
一枚一枚のカード(材料)をじっくりと味わうように他の角度から眺めてみたり、他のカードと組み合わせることで何かが生まれる可能性を探してみたりしています。
何もない状態よりは、はるかにアイデアを考えやすくなったと思います。
・いろんなことに関心がもてる
ジャンル問わず、気になったことをひたすら書きとめているので、溜まったカードをあとで見返すと、なかなかのカオス状態になっています(笑)
「あ、これ書いたけど全然知らないなあ」と思うことが結構あるので、その時は改めて自分で調べたり、考えを深めたりしています。
いろんな発見があって面白いです。
このように、素晴らしいアイデアがポンポン浮かぶわけではないですが、確実に効果が出ているのではないかなあと思います。ブログのネタを探すのに、かなりいい感じなので、これからも続けていきたいと思います。
まとめ(やっぱりアイデアを生む魔法はないです)

(フリー素材です)
私たちは行き詰まった時に、急に神がかり的なひらめきがやってくることを期待してしまいますが、そんなものは、ほぼないと思った方がいいですね。
この一週間、実際にやってみて、少しずつでも「情報」をインプットして蓄積していくことが大事なんだと実感しました。
一見、遠回りに見えるかもしれませんが、焦っているときほど地道にやっていった方がいいと思います。
この発想法をやる上で、何より大事なのは「徹底的に調べる」ことと、「常に考える」ことです。
「情報」を集めて、見返す。
これを繰り返し、習慣化することで、だんだんアイデアが浮かぶようになります。